質問:
現在別居中の妻が一週間前に強制入院したのですが、その際に事後承諾
で勝手に私の名前を入院保証書の保証人の欄に記入した上に、「月末に
入院費数十万円の請求書が来るのでよろしく」とだけ妻の両親から連絡
が来ました。
状況の詳細が全く知らされていなかった私に全額支払う義務はあるので
しょうか?
現在、真剣に離婚を検討しています。
どなたか教えて下さいますでしょうか?
答え:
民事の問題としては、医療費の支払義務は一切ありません。

婚姻が破綻してしまえば、夫婦の扶助義務(民法第752条)は発生しません。
また、医療契約の締結は、日常家事に関する法律行為(民法第761条)とはいえません。

刑事の問題としては、私文書偽造が成立します。

民法第752条(同居、協力及び扶助の義務)
夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。

民法第761条(日常の家事に関する債務の連帯責任)
夫婦の一方が日常の家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方は、これによって生じた債務について、連帯してその責任を負う。ただし、第三者に対し責任を負わない旨を予告した場合は、この限りでない。

刑法第159条(私文書偽造等)
々垰箸量榲で、他人の印章若しくは署名を使用して権利、義務若しくは事実証明に関する文書若しくは図画を偽造し、又は偽造した他人の印章若しくは署名を使用して権利、義務若しくは事実証明に関する文書若しくは図画を偽造した者は、3月以上5年以下の懲役に処する。
他人が押印し又は署名した権利、義務又は事実証明に関する文書又は図画を変造した者も、前項と同様とする。
A2項に規定するもののほか、権利、義務又は事実証明に関する文書又は図画を偽造し、又は変造した者は、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。
補足の質問:
この度は法的なことに関しての詳しいご説明を頂き、本当にありがとうございました。頂戴したアドバイスを今後の糧にして参りたいと思っております。この質問・回答は役に立ちましたか?
答え:
事後承諾であれ、入院の保証人になることを承諾したのですから
支払いの義務はあります。
離婚検討中であっても、別居中であっても
それは関係ありません。
入院費数十万円というのは保険を使って自己負担分がそんな高額になるのですか?
高額療養費を請求すれば2,3ケ月遅れですが戻ってくる部分がありますよ。
他は答える:
離婚していないのなら、対外的には家族です。
家族の入院費用を、配偶者も責任を負うのは当たり前の話しです。
あなたの承諾は不要です。

ケースバイケースで、若干の例外は有るでしょうが、それこそ病院には関係のない話です。
離婚協議で、財産分与からその文を減らすのが、関の山でしょう。
他は答える:
意思がないのに勝手に保証人にされるいわれはありません。

今すぐ、「別居中の妻が勝手に私の名を保証人の欄に書いたと、妻の親から連絡があったが、私は保証人になる意思はない」と内容証明を送っておきましょう。

但し、妻の方に「あなたから別居されても、あなたからの扶養(婚姻費用の分担)を受けられなくてもやむを得ない事情(妻の不倫等)」がないのに、あなたが妻の扶養を拒絶すると、あなたは「悪意の遺棄」に該当するとされ、その事が離婚原因になり、あなたが妻に慰謝料を払わなければならなくなる場合がありますので、良くお考え下さい。(下記1)

なお、高額医療費は、後日かなりの部分が還付されます。(下記2)

ウェブサイトのユーザーによる情報ポスト、JPQA.comのない保証の正しさ.

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