質問:
建物共有者の一人が不法行為による損害賠償請求権の時効を中断させた場合。
他の建物共有者にその効力は及びますか?

建物の明渡訴訟で原告の建物が原告を含む「家族5人の共有名義」になっている場合、
その内、原告1人が勝訴し、不法行為による
損害賠償金について債務名義を取得しました。

この不法行為がぎりぎり時効期限内で勝訴した場合
他4名の建物共有者にも効力は及び時効は中断しますか?

建物共有持分(建物登記簿より)
原告(長男)は1/5、他4名も1/5です。
固定資産評価証明書には納税義務者、○○○○(原告の父の名前)と、
他4名となっています。

土地の持分も上記と同じ登記です。

以上 宜しくお願い致します。
答え:
この場合、時効中断の効力は、確定勝訴判決の効力として発生しますが(民法第174条の2第1項)、原告以外の4名の共有者には既判力が及びません(民事訴訟法第115条第1項の既判力の主観的範囲に含まれません)から、4名については、時効中断の効力は発生しません。

民法第174条の2(判決で確定した権利の消滅時効)
ヽ猟衄酬茲砲茲辰導猟蠅靴晋⇒については、10年より短い時効期間の定めがあるものであっても、その時効期間は、10年とする。裁判上の和解、調停その他確定判決と同一の効力を有するものによって確定した権利についても、同様とする。
∩姐爐竜定は、確定の時に弁済期の到来していない債権については、適用しない。

民事訴訟法第115条(確定判決等の効力が及ぶ者の範囲)
ヽ猟衄酬茲蓮⊆,坊任欧觴圓紡个靴討修慮力を有する。
1.当事者
2.当事者が他人のために原告又は被告となった場合のその他人
3.前2号に掲げる者の口頭弁論終結後の承継人
4.前3号に掲げる者のために請求の目的物を所持する者
∩姐爐竜定は、仮執行の宣言について準用する。
補足の質問:
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