質問:
不法行為に基づく損害賠償請求権の3年の消滅時効と20年の除斥期間の関係なんですが、消滅時効の中断を繰り返しても20年経てば除斥期間で請求権が消滅してしまうのでしょうか。宜しくお願いします。
答え:
(1)最高裁は、
「二〇年の期間は被害者側の認識のいかんを問わず一定の時の経過によって法律関係を確定させるため請求権の存続期間を画一的に定めたものと解するのが相当である」とし、
「本件請求権は、すでに本訴提起前の右二〇年の除斥期間が経過した時点で法律上当然に消滅したことになる。
そして、このような場合には、裁判所は、除斥期間の性質にかんがみ、本件請求権が除斥期間の経過により消滅した旨の主張がなくても、右期間の経過により本件請求権が消滅したものと判断すべきであ」るとしています。(平成1年12月21日判例・下記1)

従って、3年の時効期間が中断を繰り返しても、起算点から20年経てば、除斥期間経過により、時効権利者の援用を待たずに請求権は消滅してしまいます。

(2)但し、時効権利者が禁治産者の場合で、かつ特段の事情がある場合は、158条(1項)の法意から、敢えてこれを捻じ曲げて、除斥期間の場合も除斥期間の完成が停止するとしています。(平成10年06月12日判例・下記2)
補足の質問:
ありがとうございました。この質問・回答は役に立ちましたか?
答え:
そのとおりです。

除斥期間の経過により、絶対的に権利が消滅すると考えられているからです。

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